平素より Ghaznīn(ガズニン)絨毯にご関心いただき誠にありがとうございます。
ここでは、お客様が安心してお使いいただけるよう、Ghaznīn 絨毯の【品質】 【産地表記】並びに、「染料」と「安全性」についてご説明いたします。
【品質について】
ガズニン絨毯は、アフガニスタン・ガズニ地⽅で育まれたガズニ産ウールを⽤い、現地の職⼈によって⼀本⼀本⼿紡ぎされ、⼿織りで仕⽴てられています。 ガズニ地⽅は標⾼が⾼く、寒暖差の⼤きい気候により、密度の⾼い繊維、油分を多く含んだ良質な⽺⽑が育つことで知られています。この地域特有の⾃然環境が、弾⼒性・耐久性・復元⼒に優れたウールを⽣み出します。 ⽷は機械紡績ではなく、伝統的な⼿紡ぎによってよられます。⼿紡ぎ⽷は均⼀すぎない⾃然な太さの揺らぎを持ち、これが織り上がった際の複雑な陰影と、奥⾏きのある⾵合いを⽣み出します。また、⼿織りによる⾼密度な織りは、⻑年の使⽤にも耐える⼒を備えています。 ガズニン絨毯は、素材の産地、製法、⼯程の透明性を重視しています。使⽤するウールはガズニ産に限定し、現地⼯房にて⼀貫して⼿紡ぎ・⼿織りで制作されていることを証明書により明⽰しています。 天然素材ならではの質感と、世代を超えて使い継ぐことのできる耐久性。 それが、ガズニン絨毯の品質基準です。
【産地表記について】
ガズニン絨毯は、⽺の放牧、⽷紡ぎや織りなど原⽑の紡績、染⾊、⼿織りなど、⽣産⼯程の90%をアフガニスタン国内で⾏なっています。その後、冬季間の気温や⽇照時間など天候上の理由により国境に隣接するパキスタンの町に運ばれ、絨毯の表⾯の⽑⾜を均⼀にカットする「シャーリング」・洗浄・乾燥などの最終仕上げ⼯程を経て出荷されます。 国際法上の輸出国はパキスタンとなりますが、⽣産の主体及び主要⼯程の所在地はアフガニスタンです。
原産地国:アフガニスタン
最終仕上げ・輸出国:パキスタン
- 手織り絨毯と安全性
Ghaznīn の絨毯は、アフガニスタンで伝統的な技法によって手織りされた一点ものの絨毯です。
日本国内では手織りの絨毯に対して明確な規制は設けられていませんが、「床に敷くもの=暮らしと肌に近いもの」と考え、当店では安全性の確認を大切にしています。
- アゾ染料について
アゾ染料とは、化学的に分解される過程でごく一部の物質を生じる可能性がある合成染料の一種です。欧州や日本では、肌に直接触れる衣類や下着などを対象に、アゾ染料に対して規制が設けられています。
- Ghaznīn 絨毯の染料と検査
Ghaznīn の絨毯は、植物由来の染料、または安全性の高い染料を用いて制作されています。
買い付けの段階で染料の内容や製作背景を確認したうえでセレクトしており、安全面をより確かなものにするため、第三者検査機関にてアゾ染料の有無などの検査も行っています。検査結果やこれまでの使用例から、通常のご使用によって健康被害が生じる可能性は極めて低いと考えております。
- 産地と原料調達の特性について
Ghaznīn の絨毯は、制作工程の約 9 割をアフガニスタンで行い、最終仕上げのみ隣国の町で加工されます。現地では原材料や染料の調達ルートが完全に透明化されていないため、「アゾ染料が一切含まれていない」と 100%断言することが現実的に難しいという側面もございます。
そのため当店では、
・現地での制作背景の確認
・第三者機関による定期的な検査
・情報開示
を通じて、安全性の確保に努めています。
- お客様へのお願いとご理解
Ghaznīn 絨毯は暮らしの中で永く使うものだからこそ、正確な情報を誠実にお届けしたいと考えています。そのうえで次の点についてご理解いただけましたら幸いです。
• 職人たちは伝統的な技法を用い、安全性に配慮した染料を使用しています。
• 国際的なインテリア市場でも広く取り扱われており、これまで大きな問題は確認されていません。
• 産地の特性上、染料の完全な透明化が難しく、アゾ染料を完全にゼロと断言することはできません。
• 当店としては買い付け・検査・情報開示の体制により、安全性向上に最大限努めています。
- 免責について
検査によって万が一アゾ染料が微量検出された場合でも、
そのご使用に起因して生じた健康被害や損害につきましては、
誠に恐れ入りますが当店では責任を負いかねますことをあらかじめご了承ください。
- Ghaznīn 絨毯とともにある暮らし
Ghaznīn の絨毯は、遠い土地の自然・文化・作り手の想いが織り込まれた一枚です。日本の暮らしのなかで、足元からやさしい彩りと温もりを添える存在でありたいと願っています。製品の背景と特性をご理解いただいたうえで、末永くご愛用いただけましたら大変嬉しく存じます。
今後とも Ghaznīn をどうぞよろしくお願い申し上げます。