Q.ガズニン絨毯ってなんですか?
A. 文明の十字路アフガニスタンの東側に位置するガズニで織られる手織り絨毯です。ブランド名の「Ghazninガズニン」は「ガズニの人」という意味で、人々の手仕事への敬意を込めてガズニン絨毯と呼んでいます。素材のウールは多脂分でちぢれが強く、それゆえに生まれる羊毛一本一本の染色時の色むらによって印象派の絵画のような美しい絨毯です。

Q.すごく綺麗な艶があるのはですか?
A.
ガズニン絨毯はお菓子の艶出しや石鹸・洗濯洗剤、また多くの絨毯にも使用されている水酸化ナトリウム(sodium hydroxide)が採用され、洗浄を繰り返した後に水素トリートメントで仕上げをしています。仕上げの過程において艶が出る加工を施すのは、美しさを求めた工芸品のような要素もある絨毯において「輝き」はとても大切な要素だからです。

Q.絨毯ってへたれたりしませんか?
A.「使うごとにへたれていく」という心配は、もしかしたら、量販されている経年劣化していく素材でできた安価な敷物のイメージかもしれません。そういう買った時が100%の完成度のものとは違い、手にした時から10年20年30年…100年と長い時間をかけて味わい深く育て、手放し難い美しさに変化していくのが本物の絨毯の姿です。

Q.子どもがいて汚さないか心配です。絨毯ってお手入れは大変?
A.
お手入れは基本的に掃除機をかけるだけ。それも毎日する必要はありません。ウールは汚れにくく水を弾きやすいという性質も持っています。絨毯専門のクリーニングもありますし、汚した時の対処方法を知っておけば何も不安はありません。汚した時はお子さんと一緒に対処しものを大切に使っていくことを伝えてあげることで学びの経験ともなるでしょう。

Q.家が広いわけではないのですが、自宅に絨毯は似合うでしょうか?
A.絨毯の敷き方は様々で、一概に広さだけが大事なわけではありません。お家の中で絨毯を敷く場所は意外にもたくさんあるものです。敷くだけではなく壁に飾ることもあります。また、不思議なことに、お店で見ると大きく感じた絨毯も、ご自宅ではちょうど良いということも。空間によって見え方感じ方が変わるので、ご自宅での試し敷きもご提案しています。

Q.こんな高いものを買っていいのかしら?
A.
絨毯は芸術性のある実用品として、何千年という歴史のなかで世界中の人々を魅了し愛用されているものです。大切に愛情を注いで使い込んでいけるものと暮らしている人々がいるということは、多くの人の憧れとなり暮らしの指針となることでしょう。ガズニン絨毯を敷くことは、ほんものの価値が継承されていくような良き文化創造へ繋がっています。

TOP