魅了する色と文様

ガズニン絨毯の染色には美しさへの追求心があります。 下地には植物の染料を、仕上げに化学染料を使用し、化学だけでも自然だけでも表現できない、一枚一枚その時々の季節に生まれた唯一無二の色となります。 先人たちの工夫によって生み出された程よい強弱の心地よい色が、一枚の絨毯に重みを持たせています。
心ときめく艶
ガズニン絨毯の最大の魅力のひとつが、まるで光を宿したように輝く艶です。この艶は「マーセライズ加工」と呼ばれる工程によって生まれます。お菓子の艶出しや石鹸・洗濯洗剤などにも用いられる水酸化ナトリウム(sodium hydroxide)が使用され、ガズニウール本来の風合いを損なわないよう細心の配慮のもとで施されています。

シルキー加工とも呼ばれるこの工程は、もともと自然な色むら(アブラッシュ)のある部分に艶の濃淡を生み出し、絨毯全体に立体感と奥行きを与えます。さらに、ウールそのものの個体差も、色彩の深みや表情の豊かさを生む大きな要素となっています。
