『故郷を想う色。記憶を織り込んだ一枚』
この絨毯の名前はRustam(ラスタム)
アフガニスタンから難民として異国に身を寄せ、静かに暮らす一人の老人。

彼が織り込んだのは、心の奥深くに刻まれた“色”の記憶です。
遥かな祖国の風景
山の稜線、草原を渡る風、夕暮れに染まる空、乾いた褐色の大地の匂い。
それらの情景は、何十年の歳月を越えて、なお彼の心に生き続けています。
幾重にも重ねられた色が、眠っていた記憶の風景をそっと映し出す。
それは、彼の孫たちがまだ一度も踏んだことのない、祖国の大地に広がる光景。
この絨毯は、“色”を通して、記憶と風景を次の世代へと手渡していくのです。
Rustam(ラスタム)
それは、彼がかつて祖国で呼ばれていた名前。
ひとりの人生と、胸に宿る“望郷”が織り込まれた、美しい風景の名です。
この一枚が語りかけるのは、誰の心にもある“帰りたい場所”。
懐かしい光や匂い、幼い頃に見た遠い風景。
模様ではなく、色で綴られた記憶の断片たち。
Rustamは、あなたの心の奥にある故郷の記憶に、静かに触れてくれるかもしれません。
サイズ130×80cm前後
88,000円(税込)
Rustam(ラスタム)
施行イメージ